重要文化的景観
通潤橋周辺地域の重要文化的景観整備基本計画
通潤橋周辺は「通潤用水と白糸台地の棚田景観」として国の重要文化的景観に選定され、その周回コースとして自然遊歩道が整備されています。自然遊歩道を散策すると、国指定重要文化財の「通潤橋」や五老ヶ滝と周辺に広がる棚田景観を一望できます。多くの人が気軽で安全に自然を親しめるよう整備された自然遊歩道は、歩くことによって健康の増進に資し、自然の美しさに接して豊かな情操を育てることなどの目的で整備されました。特にこの周辺においては、重要文化的景観としてふさわしい暮らしや歴史文化といった生業や視点場を保存管理していくことが重要とされます。
 
 石橋復元設計
街なみ環境整備事業・石橋復元設計
本業務は、1999年に宇城地方を襲った台風18号による高潮・高波災害に伴い撤去を余儀なくされた松合の歴史を示す遺産の一つ、須ノ前眼鏡橋(1867年架設)をモニュメントとして復元し、石橋を活かした小公園整備を行い観光客の休憩所や住民のコミュニテイの場としての活用を目指した調査設計を実施したものです。同橋の復元にあたっては、石橋本体構造の安定・安全性についても類似事例の調査を踏まえて工夫検討をしました。