▎船場橋災害復旧事業の業務表彰
- 2020.08.20 | お知らせ
令和2年8月20日 宇土市役所から平成28年7月の熊本地震で被災した船場橋(市指定有形文化財)の災害復旧事業に関わる業務表彰を受けました。同橋の解体復旧に併せて、河川断面も広げる護岸工事は市単独事業として実施。単なる文化財の解体復元だけでなく、都市河川沿線の安全を確保するという市民目線の事業です。弊社は、調査・計画・設計及び工事監理と約3年にわたり関わりました。調査段階から施工段階まで、地域住民等の一日も早い復元への期待を感じながら業務の遂行です。船場橋単一アーチ橋の輪石は、ピンク色の馬門石、壁石は灰色の安山岩、この二色の組み合わせが船場橋の象徴的な姿です。また、河床掘削時に偶然出土した馬門石(輪石)を再利用した橋銘板を提案。伝統的技術が評価され表彰を受けたことは名誉なことでもあり、今後も地域に社会貢献できるよう努めます。